今回はニキビ跡を含む傷跡すべてを最短で消す方法をまとめました。傷跡というのは、コテのやけどだったり、私は黒子をCO2ガスレーザーで20個以上除去したのでその傷など全てです。
では早速。
たくさんニキビが出来ては色々と実験をしながら消していった過程で発見したものなのであくまでも素人の自己流です。ですがどれも確信していることです、ご判断はお任せします。
膿(芯)がない状態にする
これは傷ものというよりニキビに限定した話です。前回のまとめで書いたようにまず菌(じゅくじゅく)が出切った状態にするのが先決です。私は膿だけはすぐにだした方がニキビ跡(色素沈着)のある時間が短いなと確信しています。
・ニキビができたとき自然に消えるまで絶対に触らない
・ニキビができたら中身(膿,芯)を自分で出す
この2つを頬に複数ニキビができたときに実験してみましたが、自分で出してあげた方がニキビ自体の治りも跡が消えるも圧倒的に早かったのです。イメージですが、このようにニキビの菌や膿などが毛穴に入ってる時間はずっと周りの皮膚を圧迫していると思います。

この圧迫している時間は跡に残る時間と比例すると思うので、早々に出してあげる方が良いと思うのです。実際に皮膚科でも「面皰圧出治療」という中身を出してくれてる治療はあります。
※面皰圧出治療の効果
・炎症を抑える
・ニキビの悪化を防ぐ
・ニキビ跡を最小限に抑える
要するに自分で潰すという事なのですが、注意点を守れば本当に治りが早いのでおすすめです。
<注意点>
・爪や尖ったもので周りの皮膚を押さない
→ 周りの赤い部分を爪などで押すと傷になります(日数経てば消えますが)。
・赤いだけの吹き出物は潰そうとしない
→ 上記のイラスト右から二番目の「赤ニキビ」は中心部が黄色くなっています。この場合は膿はだせるのですが、ただ赤いだけのニキビは押しても何も出てこないのでまだ触る段階ではないです。放っておくと黄ニキビになる場合もありますがそのまま治る場合もあります。
私は指の腹で多めに皮膚をつまんで出すようにしています。菌や膿が出切ったら次です。
湿潤療法
ここからは火傷などにも共通する方法です。
保湿するということなのですが、これは完全に菌や膿が出切ってないとニキビが再発する餌になってしまうのでじゅくじゅく感がなくなって枯れてから行います。湿潤療法とはキズパワーパッドの仕組みと同じで、キズあとが残る原因になりやすいカサブタをつくらないようにしてきれいに治す方法です。
この段階では、
・ニキビの餌になる「グリセリン」が配合されてないスキンケアアイテムを使う
・乾燥させないようにワセリンを跡地に盛り塗る
の2つです。
オススメのワセリンは純度の高い白色タイプで柔らかいもので、私が使ってるものはこちらです。

私は跡地のみに塗るようにしています。全顔に使ってみたこともありますが、ギトギトしすぎたのであくまで傷の再生の膜代わりに部分的に使っています。
つけ比べて実験をしたことはないので比較はできてないですがアットノンのニキビ跡用もよかったです。

なんとなくですが、できたてのニキビ跡にはどちらも大差ないかなと思います。できて時間が経ってしまったものなんかには傷跡に有効なビタミンC誘導体などが配合されているこちらが良いかなと思います。
ニキビが出来やすい人は普段のスキンケアからグリセリンが配合されているものを避けてみるのもおすすめです。あと油分の多いクリームなども控えてさっぱり目にしておくとかなり減ると思います。ニキビ肌用として売られている基礎化粧品はグリセリンは避けられているはずです。
色素沈着
皮膚も表面は滑らかになって色素沈着のみ残ってる段階に一番効くのは睡眠です。求めてた回答と違うかもしれないのですが、これも何度も実験して確信しています。
22時に就寝した翌朝と24時以降に就寝した翌朝では明らかに跡の薄くなり方が違います。目で見てわかるレベルで違います。
以前、エラあたりにできた大きなニキビを下手にいじりすぎて跡になってしまい半年ほど消えなかったので一生残ってしまうんだと落ち込んでました。このタイミングで黒子除去してテープ生活が始まったのですが、なんでもいいから早くテープを外してメイクできる状態まで凹んだ皮膚を再生させたくて早く寝ることを意識的に行なっていました。22時に就寝など何年振り?という感じだったのですが、消えないと落ち込んでいた跡が目でわかるレベルで1日で薄くなったのでびっくりしたのを覚えています。
黒子除去跡の陥没を早く治したくて、早寝してみたら思わぬ恩恵だったのでめちゃくちゃテンション上がりました…!!
これ本当に教えたくないレベルの発見なのですが、
肌の色味(傷やクマ、赤み等の全体の色むら)=睡眠
肌の質感(ツルツルかザラザラ)=食べ物
本当にこれだと確信しています。前回のまとめで書きましたが、食べ物さえ気をつけていればどんなに明け方に寝る生活をしていようとも肌は荒れないです(最近はマスクで荒れる等外的要因によるものはありますが…。)傷の修復だったり色味に関しては早寝が必要だと実感しています。
普通すぎて面白くない結果かもしれないですが、消えないと思ってる跡がある人はひとまず22時に就寝してみてください。私は次の日感動しました。
紫外線対策
特に初期の傷跡は紫外線を浴びると残ってしまいます。ニキビ跡レベルだと不要かと思いますが対策としてマイクロポアなどもありますね。
こういうやつです。

メイクが必要な時はSPF入りのコンシーラーなどを使うのもオススメです。有名どころだとこの辺かなと思います。
トランシーノ薬用ホワイトニングUVコンシーラー
◉特徴
美白有効成分「トラネキサム酸」配合、医薬部外品、SPF50+、PA++++、汗、水に強く崩れにくいウォータープルーフ処方、低刺激性、無香料

キャンメイク カバー&ストレッチコンシーラーUV
◉特徴
[C01] SPF50+・PA++、[01][02] SPF25・PA++
ストレッチ&光効果で色ムラ・毛穴・小ジワにピタッと密着、乾燥で割れない、水・汗に強いウォータープルーフタイプ、赤みを隠しやすいグリーンタイプも

ミネラルコンシーラーパレット
◉特徴
SPF36 PA+++、パレットタイプ、石鹸でおちる、敏感肌、乾燥肌の方も使える低刺激処方

ビタミン剤
跡にはビタミンCです。どんな効果があるかはざっと
- 色素沈着の緩和
- 皮膚や粘膜の健康維持を助ける
- 抗酸化作用
- メラニンを作らせないように働きかける
- 紫外線ダメージから皮膚細胞の遺伝子をガード
- 皮脂分泌を低下
- 毛穴周辺の皮膚の弾力を回復(毛穴引き締め)
- 肌の中で常に理想的な水分量をコントロール
- セラミドの合成を促進、強化
- バリア機能・回復能力向上
と言われていて、もう摂らない手はないと思います。むしろ、色々サプリ飲んでるわけじゃないけどビタミンだけは摂ってるという人は多いのではないでしょうか。
オススメのビタミンCは、第三類医薬品として認められているタケダのものです。添加物の面でもこれが安全などの情報をみたことがありますが出典があやふやですみません。とはいえ海外物のサプリを個人で買うより日本で販売されてるものを買う方が安全なのは間違い無いです。

ビタミンCに関しては水溶性なので多く取ってしまった分は体に摂取されず排出されます。なので効果を期待してたくさん飲んでも勿体無いだけです、!逆に言うと取りすぎる心配もないです。
終わり
簡単にまとめると、
長く膿や菌を居座らせない。(=居座る時間はニキビ跡の時間と比例する)跡地には湿潤療法。なるはやで色味を消すために早寝。ビタミンCから栄養をもらう。
これをやるのとやらないのでは確実にニキビ跡の残る時間に差が出ます!!!
参考になれば嬉しいです。ではまた!
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